入社半年までの年次有給休暇の付与について

年次有給休暇は、出勤率などの要件を満たせば入社から半年で10日付与されるのが労基法の決まりです。

しかし、半年有給休暇がないのも何かあったときに困るだろうから…と、入社時に3日、残りを半年後に7日など、前倒しで付与されている会社も結構見受けられます。

このような取り扱いは、

①法廷の基準日(付与日)以前の短縮された期間について8割出勤要件は全出勤とみなすこと

②次年度以降は初年度の付与日までかそれ以上の期間繰り上げること

これらを要件に認められています。

②について、少しわかりにくいですが、前倒しで最初に付与した日が基準になるということです。

例えば、H28年4月1日入社時に3日前倒しで付与し、H28年10月1日に7日付与した場合、次年度の付与日はH29年10月1日ではなく、H29年4月1日(かそれより前)になります。

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小栁 里恵子
1972年鹿児島県生まれ。加治木高等学校、九州大学法学部法律学科卒業。 これまで、ベンチャーの立ち上げ期・急成長期や中小企業で、企画、法務、事業推進、生産管理等の幅広い職種を経験し、社会保険労務士の資格を取得。その後、社会保険労務士事務所に勤務して、人事労務相談、労働保険・社会保険の各種手続き、助成金の申請等の業務経験を積んできました。 会社経営には、様々な困難や悩みがついてまわると思います。母親が経営者で、女性経営者など珍しい時代に、孤軍奮闘して、いろいろなことを乗り越えていた後ろ姿をずっと見て育ち、経営者をサポートしたいとの思いで、日々仕事に取り組んでいます。何かしらお役立ちできましたら大変うれしく思います。

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