高卒の新卒採用について

新卒が欲しいなー。

大卒、専門卒は少し敷居が高いから

高卒が欲しいなー。

という相談を受けることがあります。

確かに、高卒の新卒者を採用している中小企業もあります。

先日のことですが、弊社のクライアントに伺っているときに

次のような電話かかってきました。

「高卒の新卒を採用する希望はございますか?」

「いま高卒の新卒を中小企業に採用してもらうことに力をいれています。」

「いい高卒の新卒の人材が弊社にはたくさんいます。」

といった電話です。

つまり、高卒の新卒採用に特化した

大卒のリクナビ、マイナビのような事業を行っているということでした。

果たして、なぜリクナビやマイナビの大手企業は

高卒の新卒採用事業をやっていないのでしょうか?

答えはカンタン。

大卒や専門卒のように

企業から自由に求人を受け付けることが認められていないからです。

すなわち、法律で認められていないということです。

上記の電話をかけてきた企業も

そのことは知っているはずです。

なぜなら、その企業が高卒の新卒採用の事業をやろうと企画しているときに

私のところにアドバイスを求めてきたからです。

そして、私は次のように答えました。

「高卒の新卒採用はハローワークを経由しないと行うことはできません!」と。

「インターネットに載せる求人にもハローワークの受付番号を記載しなければなない!」と。

私のアドバイスを無視して

私のクライアントに高卒の新卒採用の営業をしてくるとは!

悲しいかな。。。

人材はお金になりますから、何でもアリなんでしょうか。

職業は、人生を豊かにするものです。

豊かな人生を送るために、職を探す人は必至になって

自分の夢が少しでも近づく企業を探すのですが

人を送り込めば、お金になる!という発想の企業が多いのは残念なことです。

下記に私の無料レポートから高卒の新卒採用に関する記事を載せておきます。

【高校生の新卒採用は慎重に!】 

中小企業においては、高卒の新卒学生が欲しいという声もたくさん頂きます。 

僕は以前、高卒の新卒学生をどうやって採用するかという質問を、ネット求人会社から受けたことがあります。これから高卒の新卒をターゲットにした求人サイトのサービスを始めるということでした。 

高卒の新卒学生に関しては、大卒の新卒学生の○○ナビのように、国の機関であるハローワークを通さないで、会社がお金を○○ナビに支払って求人を掲載することは認められていないようです。高卒の新卒求人は、必ず国の機関であるハローワークを通して、求人票にハローワークの確認印をもらって、求人の受付番号を頂く手続きが必要になるということです。 

インターネットなどで求人する場合には、ハローワーク名とその求人の受付番号を掲載することにより募集することができるそうです。直接高校に求人票を持参してもハローワークの確認印、求人受付番号がないと受け取ってくれません。僕は日常、京王線に乗るのですが、京王電鉄さんは電車の中刷り広告で求人募集を出しています。そのなかに高卒の新卒採用も張り出されているのですが、ちゃんとハローワーク名と求人の受付番号が書いてありました。さすがですね! 

僕自身の経験からも、都内の高校に直接求人票を持参したことがあります。結果はやはりまずハローワークの確認印と求人の受付番号をもらってきて下さいということでした。 

ハローワークでは、中学・高校の新卒学生に対して、企業がどのように求人募集をしたら良いかが書いてある「新卒者募集のために」というパンフレットを配布しています。これを読むとまた面倒な手続きが多いこと。ハローワークへの報告、学校への報告、求人募集人数は絶対に採用しなければならない等、細かい条件がたくさんあります。 

例えば、次のようなことが書いてあります。ちょっと面白いので紹介します。 

□家庭訪問の禁止…中学・高校とも求人者が直接家庭を訪問することはできません。

□学校訪問の規制…都内中学校への訪問は全面禁止です。高校は7月1日以降、ハローワークの確認印のある求人票を持参のうえ訪問可能です。

□文書募集の規制…広告等掲載にあたっては、ハローワーク名及び求人の受付番号を掲載すること。文書募集とは、新聞や雑誌、その他の刊行物に広告等を掲載したり、頒布することによって労働者を募集することを言います。インターネットやパソコン通信等を利用した募集も含みます。

□利益供与の禁止…求人者が新規学校卒業者、保護者その他の関係に対し金品または利便の供与を行うことはできません。

□不公正な求人活動を行った場合…不公正な求人活動を行った場合は、次年度の求人票特記事項欄にその事実を記載しますので、十分留意いただき、公正な求人活動をお願いいたします。

ということで、これから高卒の新卒学生を採用するのは非常に面倒くさいから止めましょう!ということになります。 

しかし、あったんですよぉ~。東京都日野市に素晴らしい会社が。この会社は創業30年くらいの製造メーカーになるんだけど、毎年高卒を決まった学校から採用していました。社長曰く、新卒採用に困ったことがないということでした。毎年同じ学校から採用して学校に報告してるから、その学校としっかりとしたパイプが出来ているんですね。学校としても、変な学生をこの会社に紹介できないでしょう。 

これって凄くないですか。理想だと思いませんか。○○ナビを使って自社を誇大PRして宣伝も含めた採用活動はしてないですよ。でもちゃんと売上も上がっている。この会社の学校とのパイプ作りは相当時間がかかっていると思います。この会社の社長は、○○ナビは自社の宣伝、会社の自己満足だとはっきりわかっているんです。

以上

このような新卒採用の無料レポートが読みたい社長はこちらからどうぞ!↓

http://saitohmasahiro.com/lp

社労士blogさんに投稿した過去の記事はこちら↓

中小零細企業の新卒採用基準

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