キャリア形成促進助成金~技能検定合格報奨金制度導入~

技能検定を、積極的に社員に受けさせているような会社にとって活用できるのが、技能検定合格報奨金制度導入に対する助成金です。

助成金額は50万円です(昨年度から倍額になっています)。

この助成金は、その名のとおり、従業員に技能検定を計画的に受検(受験料は会社負担)させ、合格者に報奨金(金額は会社で自由に設定可能)を支給する制度を導入(就業規則に規定)し、実際に合格者に報奨金を支給した場合に支給されます。

技能検定は、その人の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度で、合格者は、技能士と称することができます。国のお墨付きですので、一級技能士など高レベルの社員がいることは、企業の技術力の高さ・信用等になり、他社との差別化にもつながります。

また、このような制度の導入は、社員の技能習得へのモチベーションアップや、人手不足が深刻化するなかで、人材育成に力を入れているということで、人材採用の面でも有利に働くと思いますので、企業にとってもプラスの面が多いと考えます。

技能検定は、建設関係、窯業・土石関係、金属加工関係、一般機械器具関係、電気・精密機械器具関係、食料品関係、衣服・繊維製品関係、プラスチック製品関係、貴金属・装身具関係、印刷製本関係、その他ウェブデザインなど、全部で127職種ありますので、活用できる業種・企業も多いと思います。

社員の技能向上の重要性を十分に認識し、社員教育に力を入れたいと思われている事業主がほとんどでしょう。

このような助成金を活用する方法もありますので、ご検討されてみてはいかがでしょうか。

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小栁 里恵子
1972年鹿児島県生まれ。加治木高等学校、九州大学法学部法律学科卒業。 これまで、ベンチャーの立ち上げ期・急成長期や中小企業で、企画、法務、事業推進、生産管理等の幅広い職種を経験し、社会保険労務士の資格を取得。その後、社会保険労務士事務所に勤務して、人事労務相談、労働保険・社会保険の各種手続き、助成金の申請等の業務経験を積んできました。 会社経営には、様々な困難や悩みがついてまわると思います。母親が経営者で、女性経営者など珍しい時代に、孤軍奮闘して、いろいろなことを乗り越えていた後ろ姿をずっと見て育ち、経営者をサポートしたいとの思いで、日々仕事に取り組んでいます。何かしらお役立ちできましたら大変うれしく思います。

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