出勤時の挨拶や朝礼は労働紛争の予防にも役立てましょう

<目的意識の欠如>

出勤時に挨拶するのは、社内ルールだから、礼儀として、常識的にというのでは、目的意識が欠けています。せっかくの挨拶を無駄にしています。

<担当者の挨拶>

直属の上司であっても、担当者の仕事ぶりをすべて把握できません。出勤時の挨拶は確実なアピールのチャンスです。

特に新人であれば仕事でアピールするのは大変ですから、せめて出勤時の挨拶は明るく元気に自分から行うべきです。そうすれば、職場の雰囲気も明るくなります。

<管理職の挨拶>

管理職であれば、出勤時の挨拶を通じて、部下を中心にその日の出勤状況、健康状態、精神状態の確認をします。

始業時間ギリギリに出勤する従業員を見つけた時には、「コラッ!」と一喝するのではなくて、余裕を持って出勤しなければ、定時から態勢を整えて業務に集中できないこと、他部署との連動が取りにくくなること、突然の欠勤ではないかと周囲が心配することなど、その都度ポイントを1つに絞って説明しましょう。場合によっては、出勤がギリギリになる深い理由があって、相談を受けるかもしれません。

心身の状態に不安を感じさせたり、何か言いたそうにしている従業員がいたら、自分から声をかけて正式に面談することもできます。

こうした小さな気配りによって、ちょっとした不満や感情のすれ違いを解消し、みんなが安心して意欲的に働けるように心がけましょう。

下を向いてボソッと「ぉはょぅ」では勿体ないです。

<社長の挨拶>

社長が出勤してきたとき、全く挨拶しなかったら、従業員一同、会社の経営状態にまで不安を感じます。あるいは、「偉そうにしていても挨拶一つできやしない」と怒るかもしれません。

従業員ひとり一人が、社長の姿をしっかりと見ています。注目の的なのです。

経営者たる者、従業員が安心して業務に精励できるよう、気合を込めて挨拶しましょう。

<朝礼の目的>

従業員の出勤時間がバラバラの職場でも、みんなが集まるタイミングで朝礼(または夕礼など)の実施がお勧めです。

朝礼の目的を連絡事項の伝達のみに限定してしまうと、「今日は特に無いので中止」ということになります。しかし、互いの状態を確認し合うという目的もあるわけですから、安易な中止は本当に勿体ないです。

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解決社労士 柳田 恵一
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